紙だけじゃもったいない!士業のためのDX入門

2025.11.4 (Tue)

士業事務所でのお悩み

紙でのやりとりが多い、士業の事務所では「なかなかIT化が進まない」「どこから手を付けていいか分からない」という声を多く伺います。

全部をデジタル化しよう、となると、かなりハードルが高くなります。

たとえば、顧客情報や進捗管理をクラウドで共有し、書類は紙で保管するハイブリッド型から進めてみるのはどうでしょう。

紙を残しつつ、確認や共有がスムーズになり、作業時間の短縮やミス防止を実感できます。

簡単な無料ツールから「まずはやってみる」

例えば無料のGoogle Workspaceならば、Google スプレッドシートで顧客リストを作成し、担当者ごとにアクセス権を設定。誰でも最新情報を確認・更新できるため、「紙のファイルを探す手間」がなくなります。

また、Google ドライブに契約書や控えのスキャンを保存。必要に応じて閲覧・ダウンロードでき、外出先でも情報を確認可能です。

また、Google スプレッドシートやGoogle Chatのタスク機能を使い、案件ごとのステータスを管理。たとえば「契約書送付済」「申請書作成中」「提出完了」といった状況をリアルタイムで確認できます。

「士業DX白書2025」では、複数の士業において、クラウドやデジタルツールの活用が遅れており、旧来型の紙・ファイル管理からの脱却が課題であると報じられています。

DXは「難しいIT導入」ではなく、「仕事を楽にし、ミスを減らし、時間を生み出す仕組みづくり」です。DX学校長野市校では、初めての方でも実践しながら学べる講座を用意し、身近なデジタル活用から伴走サポートいたします。

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