助成金・補助金情報
リスキリング支援コースSubsidy

助成金を利用すれば、企業や個人事業主の皆さまが負担する受講費用を大幅に軽減でき、安心してDX人材育成に取り組むことが可能です。
「どの助成金が使えるのか知りたい」「申請の方法が分からない」といった方に向けて、実際のサポート事例も交えながらご案内します。
【2025年度版】助成金活用でDX研修|リスキリング支援コースとDX学校の活用方法
リスキリング助成金とは?
厚生労働省の「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)」は、事業展開やDXに伴って新分野の知識・技能を社員に習得させるためのOFF-JT型の研修に対し、経費や賃金の一部を助成する制度です。令和7年4月以降の計画届に対応した最新版パンフレットが公開されており、同コースは令和8年度末までの時限措置として案内されています。
特に注目されているのが デジタル分野(DX)に関連する研修です。
クラウドサービスの使い方、データ分析、デジタルマーケティングなどは「既存業務の延長」ではなく、新しいビジネスモデルや業態を生み出すためのリスキリングを意図しています。
出典:厚生労働省:人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)のご案内(詳細版)
例えば
・製造業の企業が「IoTやデータ活用を学ぶ研修」を実施する
・サービス業の企業が「予約システムやキャッシュレス決済の導入研修」を行う
こうしたケースは助成対象となる可能性が高いです。
※注意点:この助成金は 「事前に申請して認められた研修」 でなければ対象になりません。
研修開始後に「助成金を申請したい」と考えても遡っては認められないため、早めの準備が必要です。
対象となる研修(DXに直結する例)
リスキリング支援コースでは、単なる社員教育ではなく「新分野への展開や事業転換に直結する研修」が対象です。特にDX関連研修は多くの企業にマッチしています。
対象になりやすい研修の具体例は以下の通りです。
以下のような10時間以上のOFF-JTが対象です(対面・オンライン・eラーニング等)。
・クラウドサービス導入研修・活用研修
例:グループウェア・会計・給与・勤怠管理システムのクラウド化を進める研修等
・データ分析・AI活用の基礎研修
例:Excelの先にあるBIツールの使い方を学び、売上データや顧客動向を分析する
・デジタルマーケティング研修
例:SNS広告、ECサイト運営、SEO対策を学び、新規顧客を獲得する
・DX推進リーダー養成研修
例:管理職やリーダー候補が「デジタルを活用した業務改善計画」を立案できるようになる
※定額制(サブスク)研修と他方式の“組み合わせ実施”は不可など、方式ごとの取り扱いが明確化されています。ご確認ください。
出典:詳細版パンフ「10時間以上のOFF-JT」「方式要件」/Q&A(定額制は単独で実施)
DX学校が提供する研修(講座)は、これらの内容と高い親和性があります。すでに実績のあるカリキュラムが整っているため、制度の要件に合致しやすいのが強みです。
補助率・助成額の目安(2025年度)
- 経費助成率:中小企業 75%(中小以外 60%)
- 賃金助成:1人1時間あたり 1,000円(中小以外 500円)
- 経費助成の上限(1人1訓練あたり/定額制以外)
- 10~100時間未満:中小30万円(中小以外20万円)
等
加算要件や、その他情報に関しては、以下を確認ください。
出典:厚生労働省:詳細版パンフ「Ⅲ-1 助成額・助成率」「Ⅲ-2 支給限度額」
申請~受講~支給までの流れ(要期限)
- 計画届の提出:訓練開始日の6か月前~1か月前の間に、都道府県労働局へ提出(事前提出が必須)
- 研修の実施:計画に沿って受講、経費は企業が負担
- 支給申請:訓練終了日の翌日から起算して2か月以内に申請
- 審査・支給決定:支給/不支給が決定
- (2025年度から計画届の受理行為を廃止し、審査は支給申請時に一括で実施。計画届提出=支給確約ではありません)
出典:厚生労働省:詳細版パンフ「Ⅳ-1 手続きの流れ」/主な改正事項(受理行為の廃止)
申請時の重要な注意点(不支給リスク回避)
返金・キックバック等の禁止/eラーニングの掲載要件/方式の組合せ制限などの注意点がありますのでお気軽にご相談ください。
出典:厚生労働省:主な改正内容(返金禁止の明確化/eラーニング掲載要件)/Q&A(定額制は単独)
DX学校(長野市校)の活用イメージ
助成金は“申請すれば必ず受けられる”制度ではありません。
DX学校長野市校(ケー・アンド・エフ コンピュータサービス)は長野市の企業の実情に寄り添い、助成金を活用して確実に成果を出すDX人材育成をご支援させていただきます。
DX学校長野市校(ケー・アンド・エフ コンピュータサービス)では、IT導入士講座 /マーケティング講座 /DX計画立案講座/データ・ドリブン講座 などを通してDX推進リーダー育成など、事業展開や業務変革と直結する研修を用意させていただいています。
要件に適合する設計で助成金申請の計画立案~申請書類作成のアドバイスまで伴走させていただきます。
(※審査は厚労省所管および地区の労働局等によりますので、長野市校は申請・受給を保証するものではありません)。