小さなデジタル化がDXの土台になる理由
トイレの空き状況ツールから始まる変革の物語
「DXって、何か大きなシステムを導入することでしょ?」そんな風に思っていませんか?
先日、ある企業でこんな取り組みがありました。会社のトイレの空き状況を確認できるWebツールを作りたい。
まずGoogleフォームで社員にアンケートを実施したところ、「確かに不便かも」と半数以上の回答。そこで実際にWebツールを開発することになりました。
これはDX?それともデジタル化?
結論から言うと、この取り組みは厳密には「DX」ではありません。既存の不便をデジタルで解決する「デジタル化」や「IT化」に分類されます。
DXとは、デジタル技術によってビジネスモデルや業務プロセスを根本的に変革すること。
トイレツールは便利ですが、会社の事業や働き方そのものを変えるものではありません。

でも、ここに大切な要素が隠れています
実は、この取り組みにはDXを成功させる重要な要素が詰まっているんです。
● 現場の声を聞いた(顧客志向)
Googleフォームでニーズを確認してから開発を決めました。これは、ユーザーを中心に考える姿勢そのものです。
● 小さく始めて検証した(アジャイル的アプローチ)
いきなり大規模なシステムではなく、身近な課題から着手。失敗してもダメージが少なく、学びを次に活かせます。
● デジタルで課題解決する文化を育てている
「困ったらデジタルで解決できないか考える」という文化が、組織に根付き始めています。
小さな一歩が、大きな変革につながる
多くの企業が「DXをやらなければ」と焦り、いきなり大きなプロジェクトに着手して失敗します。
でも実は、トイレツールのような小さなデジタル化の積み重ねこそが、将来的なDXの土台になるのです。現場の困りごとをデジタルで解決する経験を重ねることで、デジタル技術への理解が深まり、より大きな変革へのチャレンジができるようになります。
あなたの会社にも、小さな不便はありませんか?そこから始めてみることが、DXへの確実な第一歩です。

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DXにご興味がある方、現場の困りごとをデジタルで解決してみたい方、お気軽にご参加ください。